こひがしブログ

生きにくい日々を幸せに生きるため試行錯誤する記録

たばこを辞めても吸いたくて仕方がないのは、最初だけって噂は本当だ

たばこも酒もやめた今思うと、断酒はやめる時のハードルは高いのですが、やめてから習慣を忘れるまでのスピードは早いように感じます。
一方、たばこはやめてからも2ヶ月ほどは、吸いたいという結構強い衝動にかられる瞬間があったように思います。

また、たばこを吸ってしまったという夢もよく見ました。で、目がさめるとたばこを吸っていないので安心します。

たばこをそこまで吸わなくても良いと思えるまで、どうしていたのか、たばこを吸わなくても良いと思えている今の状況はこんな感じです。

たばこを辞めてすぐは、結構吸いたい

たばこを辞めても吸いたい気持ちはあります。
そのため、私は代用品使って気を紛らわせるようなことがありました。

口が同じ状態に飽きてくると、吸いたい気持ちを思い出すので、マウスウォッシュで頻繁に口をゆすいでいました。

また、”イーグルエナジー” という吸引するタイプのエナジードリンクを吸っていました。

これは、電子タバコの "プルーム・テック" (私は喫煙時これを愛用していた)と大変よく似た形状で、電池が内蔵されたスティック状の電子機器です。
端末をたばこのように吸って吐くと煙が出ます。
フレーバーも色々あり、本当にエナジードリンクのような、カフェイン配合のスッキリと目がさめるような感じがあります。

しかも煙も出るので、たばこを吸っている感覚と満足感があります。

それでいてニコチン、タールなどは配合されていません。

私は『禁煙セラピー』(アラン・カー著)を読むことで禁煙に成功した話を書きましたが、同書を読まれている方はご存知だと思いますが、同書によるとこちらは代用品の使用もオススメしていませんでした。

しかし、たばこを吸ってしまうよりはマシなので、私は代用品を使っていました。

さらに、たばこはやはりニコチンなど依存物質による依存があるため、3ヶ月以上(私の場合)経つと吸いたいという感覚はだいぶ減っていき、"イーグルエナジー" も3本目くらいでは途中で吸うのをやめていました。

吸ってしまいそうになる危機を何度も乗り越えて、最初の一本が全てを台無しにする

たばこを吸ってしまいそうになるようなこともあります。

それは強いストレスを感じた時、ひどく酔っ払っている時などです。

夫と夜中に喧嘩をし、私が酒に酔っているタイミングなどでは、たばこに手を出してしまわなかったのが奇跡と思えるほど吸いたい衝動に駆られることがありました。

しかし、朝酒が切れて冷静になると、再び吸ってしまわなくて本当によかったと思うのです。

以前から禁煙には何度もトライして、失敗したことがあります。

一本に手を出してしまいそうになる時、失敗の経験を思い出します。

こんな風に、いつも同じように強いストレスを感じてやけ酒をしている時だったな。

「あの一本に手を出していなかったら」

ここでたばこを一本吸ってしまうことで、そう後悔するということを酔った頭でも恐ろしく、自制が働いているのです。

たばこを辞めると酒の量が減る

嬉しい発見だったのが、喫煙習慣がなくなると、飲酒量も減っていたように感じます。

たばこと酒の相性は非常に最高で、私の場合は禁煙してから不思議と酒の量が減りました。

たばこを吸いに行く時間がなくなったのだから、口に酒を運ぶ頻度は上がりそうなものですが、おそらく、吸っては飲んで、吸っては飲んでのテンポが何か勢いを加速させるのだと思います。想像ですが。

私はどのくらい飲んでいるのか、家に常備している一升の焼酎パックに、”正の字” で作った水割りのグラス数を記入していたので、これが減ったことは客観的に数値にも表れていました。

とはいえ、泥酔するほど飲む日もありましたが。平均すると毎日の飲酒量は確実に減っていました。

たばこを吸わなくなってメリットと感じたこと

禁煙をしてから感じたメリットはいくつもあります。

むしろ私は、某セラピー効果がまだ残っているので、たばこを吸う意味がないとすら思っています。

禁煙してよかった点としは

 

・時間ができる

・喫煙中に子どもを待たせなくて済む

・経済的余裕ができる

・肺が痛くない

・肌荒れ、口腔健康、病気など、ヘルス系の不安が軽減される

 

一服3分として、一日20本は吸っていたので、一日のうち、1時間ほどは純粋にたばこを吸って吐いてする行為に時間を費やしていたことになります。

たばこを買いに行く時間、喫煙所を探す時間、喫煙所までたどり着くのにかかる時間、リセット後、再び元の作業に戻るまでのバッファーも考える、一時間ではきかないと思います。

 

喫煙習慣があった頃、子供との外出時も当然吸いたくなります。

よくある分離された喫煙ボックスの中でたばこを吸うのに、1歳、2歳の子供を外で待たせて吸っていました。

一度はフィリピンの空港で、喫煙所がガラス張りでなく子供の姿が見えなくなることが不安で、子供を連れて喫煙所に入ろうとしました。

すると、掃除のおばちゃんにめちゃくちゃ怒られ、あわや通報されるところでした。

 

一番想像しやすいメリットは、経済的なものでしょうか。

私が喫煙時、たばこは1490円だったので、490×30日分=14,700円をそのままそれ以外のことに使えます。

また、外出時などはたばこを吸いたいためにしょっちゅうカフェで休憩をするので、そのたびお金をかけていました。

私の場合は前述したように、アルコールの摂取量にも変化が出ていたので、酒代の節約にも繋がっていたかもしれません。

 

肺の痛みに関しては、私は毎朝肺や喉が痛いような気がして目覚めていました。

これがたばこを辞めてから改善されたか、正確に記憶していないのですが、そういえば今はそれがぴたりとなくなりました。

もうなんだってたばこを辞めたおかげです。

 

健康について弊害があることは証明されていますが、そのほかにも色々たばこを吸っているせいじゃないかと心配するということがありました。

肌荒れなどもそのひとつです。

少なくともその心配をたばこのせいでないと思えることで、ひとつ原因を減らせます。

さらなる可能性を秘めた禁煙効果

上記のようなメリットがあるということは、さらに浮いた時間やお金、健康を使って可能にできることがあると考えられます。

 

たばこによって中断されないということはすごく快適なものです。

仕事を中断することもなく、映画も快適に見られる。

飛行機や新幹線は楽しい空間になりましたし、喫煙者とも非喫煙者とも、共に過ごす時間にストレスはありません。

 

何より良いのはたばこを吸わないということを意識することもないということなんです。

 

例えば最近テレビ見てないなと思うと、どんなに時間を奪われていることでも、本当に一切テレビの情報に触れなくて良いのか、世間のゴシップや流行に疎くなってしまうのではないかなどと考えてしまいます。

だけどたばこは違ったんです。

 

たばこがあった方が良いことが一つも思いつかないのです。

 

って、断酒の話はどうなった!

 

つづく