こひがしブログ

生きにくい日々を幸せに生きるため試行錯誤する記録

4月1日、そういえば保育園入所って大変だった

本日もありがたいことに、娘は元気に保育所へ登園し、クラスが進級しました。

娘を保育園に入れて、2年が経ったのだと感慨深く思います。

保育園と私の仕事の変遷ですが、当然のことながら大変関わりの深いものです。

娘の成長を感じるより強く、自分自身に起こった色々に思いをはせたりしています。

離職中に妊娠、その辺りから私のドタバタが始まる

私は、会社をいくつも転職しています。

合わずにというか、思いつめてぐしゃぐしゃになって辞めるのが常です。

離職理由などは割愛します。いずれまた。

2つめの会社を離職した直後、娘の妊娠がわかりました。

こういうところも大変無計画なのですが。大変だったこの会社での疲弊を少し回復させてから、じっくり次を探そう。

そう思っていた開放感からでしょうか。

離職した月に妊娠したのです。

 

当時夫はアルバイトで、私は離職中。要は無職。こりゃ大変だということに不安が募ります。

夫は夫で正社員になる決意をすることになります。

ハローワークで相談するものの、今の状態では再就職は難しいという現実と直面します。

就職と出産時期が近いということは、就職直後に産前に6週間、産後に8週間の休業が労働基準法に定められています。

そんな状態でも雇ってくれる会社があれば、大変理解のある会社でしょうが、この理解重視で仕事を探すと、条件的には希望を多くは望めないということにもなります。

 

しかし、不思議なもので、就職の厳しい現実を伝えられながら、就職希望を前提としたハローワークに通い続け、失業給付金の支給中には仕事を見つけることを目指しているのです。

それはそれとして。

 

私はとりあえず妊娠中では仕事は決まらないだろうからと、出産後まで就職活動を続けることを決意しました。

今でこそそんな風にあっさりと回想できますが、当時は一年近くも仕事のブランクができるなんて、さらに出産後の保育園はどうしようなど、色々と不安でした。

妊娠中にフリーで仕事を請け負う

私は妊娠中も続く、経済的な不安をなんとかしようと思い、個人で請け負える仕事を探すことにしました。

もともとライターや編集に携わっていたのですが、以前の仕事のつてなどを頼ったり、クラウドソーシングを利用したりして、ライター業で月収8万円ほどの仕事を請け負うことでなんとかしのぎました。

ただ、ライター業をフリーランスでやっていくことはこの時には考えていませんでした。

これ以上に仕事を自力で増やしていける気がしなかったのと、個人事業主への抵抗もありました。

また、そもそも勤労時間が不規則になりがちな仕事だったので、転職を決意することになったという経緯もありました。

 

どうなるのか全くわからない中、とりあえず子供は無事に産まれました。

収入は半減レベルでも全然生きて行けることもわかりました。

娘の保育園をどうするか

娘の出産後は、一旦中断していた仕事を再開することが難しくなりました。

というか、読めないといった感じでした。

娘を保育園に入園させなければ、仕事を拡大はしていけない、今のボリュームすらこなせる自信がない。

出産後の悩みは色々ありましたが、ここでは割愛して、仕事の継続、保育所探しに焦点を当てたいと思います。

前提として、やはり私は仕事をし続けて生きていこうと思っていました。

そこで、保育所事情をリサーチします。

これが大変厳しいもので、娘が生まれた翌年の4月の入園のために、前年10月(娘の産まれた年)の保育所の申し込み手続きを行うため役所に赴きます。

ところが、私の条件では厳しいと言われたのです。

その理由としては、無知だった私は、自分が個人事業主登録をしていなかったため、無職であるという説明をしました。

そのことで、担当の方からは、就職活動中ということであれば、入所は難しいとやんわり申し込みを控えるよう勧められます。

この言葉を鵜呑みにし、私はその年の申請を諦めました。しかし今思えば、待機児童になろうと申し込みはしておくべきでした。

キャンセルになった場合の繰り上げの可能性もあるからです。

役所は経験からのアドバイスをくださいましたが、待機児童を増やしたくないという思いもあったかと思います。

 

こうして認可保育所は諦め、一時保育をしてくれる保育所やいわゆる認可外保育施設の情報を集めます。

一時保育であれば、週3日程度の預りで、かつ予約制でしっかり予定が見込めないため、雇用やシフトが固定の仕事は無理だろうと思っていました。

月に4万〜6万円ほどになるかもしれない認可外保育園への出費は厳しいのですが、再就職の足がかりと思い、こちらを希望していました。

すると奇跡的に認可外の保育所の空きを、娘が生まれた翌年の1月に見つけることができたのです。

4月のからの入園のため、私はとにかく申し込みました。

就職活動に苦戦

こうなると問題になってくるのは仕事です。

フリーランスで仕事をどんどん増やして行けるという自信はこの頃なかったので、再就職しようと決意します。

16日以上、一日4時間以上の仕事につくことが入園の基本的な条件でした。(これは園が独自に設けているルールで、認可外保育所への自治体の補助金などの関係で、この条件を満たす家庭を優先しているということのようです)

 

契約社員や派遣、正社員は、初年度からの時短勤務や、入社直後の有給が認められない時期に、娘がもらってくるであろう風邪などの休みや、4月の入園当初の慣らし保育(短くても2週間ほど)に対応できないと考えました。

これも応募していくうちに判明したことです。

中でも、一番困っていたのは1月に認可外保育園の入園予約はできたものの、4月の実際の入園までの間の3ヶ月ほど、私は24時間娘を帯同しています。

この間にどうやって企業の就職面接に行けば良いのだろうと思ったのです。

子育て支援サポート(ファミリーサポートなど)という制度を発見

自治体などが取りまとめている子育てサポートの取り組みで、ベビーシッター的なものがあります。

サポートを受けたい子育て世帯の近所の方で、研修を受けた子育てヘルパーさん(大抵いがベテラン主婦の方)が、時間700円ほどの破格で子供をヘルパーさんの自宅で預かってくれるサービスです。

自治体にいくつか拠点があります。大抵は子育て支援センターや学童などが一緒になった自治体の施設が、取りまとめているので、そこに問い合わせます。

その後一度、施設に登録作業に伺い、1200円ほどの年間保険料を支払い、近所のヘルパーさんを紹介してくれるのです。

価格は自治体ごとに異なります。

 

私は早速登録をして、ヘルパーさんとの面談をしました。

これまで里親などもなんども引き受けていらっしゃるという、超親切そうなおばさんでした。

年齢は60代半ばから後半くらい。

そのころも、娘より1学年上の1歳時のお子さんを里子として育てており、かつうちの子の引き受けも快く了承してくれました。

その後、そのおばちゃんの力を借りていくつもの企業の面接にいくことになります。

今でも足を向けて寝られない、ありがとう、おばちゃん。

 

ここまででも、なぜか複雑でややこしいことになってしまうのは、私の衝動的な計画性のない行動が原因だと思います。

面倒臭い状態に自分で陥って、回収するためにまた奮闘するのです。

 

つづく