こひがしブログ

生きにくい日々を幸せに生きるため試行錯誤する記録

双極性だし、セックスレスだし、モラハラDV女だし。夫が私と一緒にいるメリットはあるのか

プチ夫婦喧嘩をした。

その発端はいつもこんな感じだ。

友人とのちょっとした価値観の違いなどにストレスを感じている際、全く関係のない夫についつい一方的にそのことを相談したりしてしまう。

今日もプチ喧嘩の始まりはそんな感じだった。

 

夫と喧嘩が始まる数時間前、こんな時だから暇だねと、友人2人とオンライン集会をすることに。

そこで、たわいもない会話の延長で、私が今、FXやネットワークビジネスに興味を持っていることを話した。

私は、我が家の経済を不安に感じていて、裕福になりたい。

それを今の夫の企業勤めや、私のフリーランスの収入をアップさせることで打開するには限界を感じている。そんなことから、何か一気に収入を増やす方法はないだろうかと模索している。

そんなことを考えながら、友人にこれらお金を増やす方法についての興味の話をしたのだ。

すると、開口一番

「辞めときな、借金追うことになるよ」

とのことだった。

FXにしろネットワークビジネスにしろ、当然一定数の反対派がいることは知っているし、以前も私もそのタイプだった。

とはいえ、やや引っ掛かりを感じる。

 

 

友人たちからすれば、彼女らが危険視しているFXやネットワークビジネスの話を突然され(興味を持っているといっただけだが)、面倒くさいことに巻き込まれたくない、あるいは、ついてけねーよって感じだったかと思う。

しかし私は一旦イラっとすると流すことができない。自分から振った話で自分から噛み付いてしまう。確かに私は厄介な人間だ。

 

私は、その友人たちが特に否定もしないだろう勤労という手段では、コツコツ仕事していても、見ての通りの貧乏生活をしていて、このまま頭打ちだなと思えてきたこと、

(この経済的困難が、この時の話の背景にあることまで友人ふたり頭に入れていなかっただろう。)

そんな中で、FXやネットワークビジネスがひとつ希望になったのだということ。

これは生きる希望といっても過言ではない。

それを、良くないと頭ごなしに否定されることで、希望を否定されたような気持ちになりショックだったこと。

また、何か本当に勝算がないという根拠がある、あるいはその件はすでに勉強したり、経験していたりして詳しいので、止めたいと思ってくれたのなら真剣にそのように止めて欲しいものだということ。

などをオンラインミーティングが終わった後にモヤモヤして、LINEにてとくとくと伝えた。

 

そして一通りやりとりして勝手にクールダウンしてから考えた。

好意的に受け止められない可能性のある話を振っておいて、予想できる事態が案の定おこり、ここまで腹を立ててしまう自分の地雷の本質はなんなのか。

想定の範囲内だったのではないのか。

 

喧嘩の発端を常に探していたのではないか。

ふたりと私との関係において、どこかしらもやっとするところを普段から持っており、そこ目掛けてむしろ手榴弾を仕掛けたのだ。

ふたりとはいずれも意見が食い違うことが度々あり、この資産運用の件以外にも子育てに関しても私とは意見が対立することが結構ある。

かつ、私の引っかかりは、本当に私に幸せになって欲しいと思って、常に自分たちの良いと思うことを私にお勧めしようという目線で接してくれているのか、いや、そういう風には思えないという点だ。

二人の友人は、資産運用に関しては何もやっていないというわけではなく、しっかり投資や株トレードまでしているらしいのだ。

FXやネットワークビジネスは、これとは違って借金を抱える可能性があるのが心配だと考えているようだ。

これも友人ふたりの実体験からくる話ではなく、イメージによるものだが。

そういったネガティブ意見もわかる。

そこで私は感じる。その良いとする、投資や株トレードなどの手法を勧めてくれよと。

リスクになりそうなことを否定するのと同時に、自分が良いと思ってやっていることがあるなら、その情報を共有して欲しいものだ。

お金の話に関しては、リスクに関してやお金がないという話はよくされるものの、儲け話を皆したがらないのはなぜだろう。

そこに私のちょっとした友人ふたりへの疑念が生まれる。

これまた考えすぎだが、友人たちには、私の生活が恵まれたものにでも見えているというのだろうか。

仮に、

「こひがしの生活全然良いじゃん、私もこひがしみたいになりたい」

ということであれば、そんな恵まれている生活があるのだから、リスクなどは取らずにその生活を守って生きていくことが幸せではないかと私を諭すのは当然だ。

 

しかしながら、私の生活はふたりの友人に羨んでもらえるようなものだとは到底思えない。

羨んでいなくても良いのだが、私にはいつも、いや自分たちの生活がなんやかんや一番と考えている人たちのように思えてくる。

 

ではその幸せの秘訣の方を教えてくれよと思うのだ。

 

そんな妄想混じりの愚痴を夫に訴える。

そして、私はどこか冷めた目で友人たちから扱われているのではないか、今熱量の高まっていることを話したいとなると、付き合うネットワークを思う方向にシフトしていくのが良いのかと思っている。という内容を話した。

すると夫から、

FXやネットワークビジネスにアレルギーを示す人はいるものだと改めて諭された。

その詳細も聞きたくないという人すらいる。これは話す際には覚悟した方が良い。と。

 

それと夫の意見はもうひとつ、これが今回の喧嘩の原因になるのだが、

私の地雷は、どこにあるかわからない、踏むと大変面倒くさいので、それを以前から経験しているような友人たちであれば、私のイラっとを感じ始めると、距離を置く、もしくは鼻から地雷を踏まないようにしようと、日頃私とは差し障りのあるお金の話題などすることを避けているのではないかというのだ。

 

夫自身も私の地雷を踏まないようにしようと、腫れ物に触るように少し距離をおいて接してしまうことがある。というのだ。

 

これは聞き捨てならない。

 

また地雷を踏んでしまったな。

 

お互いが後悔した。

 

ただ、今回はここで少し冷静になることができた。

そしてその地雷について分解してみた。

私がなぜ夫とは関係のないことで、夫への怒りに転換してしまうのか。

それは、私が根底に、夫から認められていない、愛されていないと思っていることが原因している。

セックスレス然り。

だからついつい夫のちょっとした客観的な意見が、

「ああ、やっぱり私のことを認めていないから、共感してくれないんだね」となる。

そして、

「そんなに認めてないなら、なぜ一緒にいるんだ」

などといちゃもんをつける

夫が私を怖いと感じる時もありながら、一緒にいるのは、いつか双極性障害の症状が落ち着き、私の感情の乱高下がなくなると信じているからだというのだ。

さらに夫に、私が夫から愛されていないと感じるように、自分も私から認められていないと感じることはあるか聞くと、

私がよく口にする、「言うことをなんでも聞いてくれる夫である」「便利な夫である」などと言う表現に、自分はそれだけの存在なんだろうなと自信をなくすそうだ。

改めて聞くと、それはかわいそうな言い方をしているなと感じる。

私はいつも自分が言われたら傷つくようなことを、対男性には投げかけ、プライドが高くないか、自分に食ってかかるような可愛くない男ではないか試す節がある。

そうして、その優しさにどんどん甘え、乱暴な言葉を投げかけ、自分の面倒だと思うことは全て押し付ける、モラハラ・DV女なのだ。

 

しかし同時に、そのような癖がなかなか抜けず、どう直していっていいかわからないので、「傷ついた」ということをその都度言って欲しいとお願いしてみた。

ただ、夫は何度も私にそのように言っているが、私が忘れてしまっているのだろうと主張する。

自分でも自分が手に負えないと思った。

そこで、夫に、私の感情の起伏が激しかったり、モラハラ発言を行ってしまうのは、病気のせいではなく、通常そのような傾向が強い人間で、治していくようにカウンセリングや治療は行うが、これがいつ治るかわからないので期待しないで欲しいと伝えた。

ある意味開き直っているのだが、これを期待されても、お互いに時間を無駄にするだけだと感じた。

病気はこれから20年、30年、治らない可能性だってあるのだ。あるいは一生治らないかもしれないのだ。

その30年の間、いつか本当のこひがしになってくれるのだと期待するのは大変悲しい。

その30年の間、我慢の関係を当たり障りなく続けるのか、しかしこれは意味がないと思う。

30年後、仮に病気が完治したこひがしが現れたとして、それは夫が期待するような、感情の起伏を自分でコントロールできるような大人の女性なのだろうか。

病気の間も、その人はその人なのだ。

病気のその間、夫が私と過ごす意味はどこにあるのだろう。

地雷を抱え、いつ自分を破壊してくるかわからない私と一緒にいるには、それなりにその意味、私の魅力を、夫なりに見つけてもらわなければならないだろうと思うのだ。