こひがしブログ

生きにくい日々を幸せに生きるため試行錯誤する記録

友人の結婚式の余興にて、熱くなりすぎてしまう

私には同じタイミングで上京し、いまだにかなり仲良く交友が続いている高校時代の友人グループがあります。数年前、初めてその中の1人が結婚式を行う際、サプライズで余興ムービーを制作したのですが、その後、結婚するメンバーそれぞれの結婚式で、余興ムービーを制作することが恒例となりました。迫る4月にも、そのうちの1人が結婚式を行う予定なのですが、もちろん、余興ムービーの制作を予定しています。

そこでたびたび、私はもやもや、もっと言ってしまうとストレスを感じてしまいます。めでたいイベントの準備を好きでやっているのに、勝手な話です。

なぜ余興ムービーの制作でストレスを感じるのか

そもそも結婚式って、出し物のあり方やマナーなど、結構それぞれに思いやイメージがあるもので、そこにそれなりにギャップがあるものです。かつ、余興のためにプロダクトを数人で制作するとなると、好みや感性も十人十色。体育会系のなんか派手なことやったるって雰囲気や、わかりやすい感動ものが好きな者もいれば、できるだけ無難にその枠を期待通りにこなす事が重要なのだと考える者もいるでしょう。なので、制作においては、意見が出すぎてまとまらないこともあれば、何も手がついていいない状態で不安に感じることもあるのです。

私は、そのどんな状況にも一喜一憂、ちょっとも堂々としたところがない感じです。極端に不安症である、気になったことが頭から離れなくなるということがストレスを感じやすいということなんですよね。

また、グループで何かプロジェクトを遂行するには、役割とスケジュールの決定が結構重要だと思うのですが、ゆるっとしたLINEのやりとりなどで決められていくムービーの構成や、取り決めのない暗黙の役割分担。そんなとき、私が未定のことについて考えを進めたり、なかなか引き受け手がいない役割を買っでたりすると、大抵はメンバーに喜ばれます。また、私の提案通りに進みます。私は気になる事が出てくると、もう居ても立っても居られない性格なので、出しゃばる? 意見する事がしばしばなのですが、当然時には意見が食い違ったりもします。私は考えの選択肢が大変少なく、こだわりも強いので、他のメンバーが私の考えに異議を唱えたり、別の提案で落とし所を探ろうとしてくれる際、かなり納得できる意見で大賛成できるものでないと大変モヤモヤします。「それはどういう事? ではここはどうするのか」と、発想の段階で詰め寄ってしまったりします。忙しい30代のオトナ女子達ですから、LINEでそこそこやりとりしたくらいでは、話はまとまりませんし、なかなか気軽にも集まれません。

次回、集まる日程を決め、それまでは私のストレスが心にくすぶり持続してしまいます。

こようなストレスが発露を失い、手近な家族に向くことも

私はこのようなストレスを抱えた際、なかなか切り替える事ができず、それに引っ張られて仕事や家庭生活まで上手くまわらない状態になったりします。ひどい時には、これを夫に相談し、話が外れに外れ夫婦喧嘩に発展するようなこともありました。なので、言いたいことを適切にその言いたい相手に向けるようにする。でないとストレスが行き場を失い膨張し、矛先を変え、人を傷つけるようなエネルギーに変換されてしまう。というのは私の中で教訓と戒めとなっています。適切に言いたいことを言いたい相手に発することは、断る際などにも重要で、このようなアサーティブなコミュニケーションを私が心がけることで、娘にも適切なコミュニケーションを知ってもらえるのだろうと考えています。

話は外れましたが、4月の結婚式の友人に向けた、今回の余興ムービーの件でも、昨日から今日にかけて、私発端のまとまらない議論に発展している最中です。どうもトンネルを抜けられずにいると感じ、ふと夫に、あくまでも冷静に相談してみました。

気にしいの私に向けた夫からのアドバイス

現在話し合いがまとまらず、締め切りまでにもそう時間的な余裕があるとは思えない状況です。皆忙しい中、決まっていない事が多くあるのが私としては不安です。その割に、他のメンバーはどちらかというと楽観的に捉えているように私には感じられ、かといって、私に任せてというような者はおらず、大丈夫なんだろうかと私は不安になるのです。そのため、私は突然思い立った勝手なタイミングで、何かと発言し、かき乱し、出しゃばり、他のメンバーには「あ〜またこひがしが一人でテンパっているな」と困らせていると思います。私の気持ちを治めるために話に付き合わせている感じです。というような内容を夫に相談したところ、夫は私のこのような状況を聞き、私の特徴を踏まえて対策についてアドバイスをくれました。

  • スケジュールを決める
  • 役割を決める
  • 上記2点を決めたなら、自分が全てを掌握しようと考えをひねり出さない

上記3つです。夫いわく、私は恐らく人より不安を感じやすいだろう、そのため、物事の不安要素に気がつくのも人より早い可能性がある。なので、人にも動いてもらう必要があるプロジェクトの場合には、ひとりで必要以上に焦りを感じている可能性がある。とはいえ、気になってしまうだろうから、不安を解消するためには、自分が何か打開策をひねり出さなければと考えるより、いつまでに決めるかなどのスケジュールの大枠を決める事が大事なのではないかという事です。まずは集まる機会が持てるなら、それを決めてしまったら良いのではないかと言われ、確かに少し合点がいきました。仕事など、何事においてもそうなのですが、私は、アイデアや発想はぽんぽん湧き、割と点でこれだと思ったことは行動も早いのですが、色々手をつけた挙句、アウトラインがわからなくなって回収できなくなる。という事が何事にも多くあります。

例えば、ブログを書くときにも、プロットを作ってから書き出すということをついつい怠り、思いをガーッと書き始めてあとでまとまらず、投稿できないなんてことも多くあります...。

スケジュールをかため、優先順位を決めて、リソースに合わせた可能なことを話し合いで決めていくという事で気持ちの焦りを軽減できる気がしてきました。また、これは私の考えもありますが、役割分担も場合によっては明確に決めてしまう事で、私は大変心が穏やかになります。しかし、役割分担に関しては、一旦決めると担当者任せになりがちで、内容が深くなっていかない、盲点となって忘れてしまう事項が生まれるなどの弊害もあります。そのため、分担や明確なリーダーを決めないほうが良いという考えの人も多くいるように思います。無理強いは禁物ですね。

余談、子持ち女子と独身女子のオンラインミーティングの最適時間が難しい

なので今回はとりあえず数日後に、オンラインミーティングを行うことにしました。これにも一悶着。私、最近2歳の娘がいる前で電話やビデオチャットなど行う事がなかなか難しくなってきました。お話大好き、ガジェット大好きな2歳児に、あっという間にスマホを取り上げられてしまいます。PCでも同様。会話に入りたがり、無視するとすねます。なので、基本的には娘のいない平日日中か、土日で夫が相手をしてくれているとき、「こひがしお仕事するから〜」と言い聞かせて。もしくは、夜娘が寝静まってから。しかしこれも数人で時間を決めてスタートするとなると、確実にお約束できるのは23時ごろでしょうか。うちの子どもはとにかく寝ない(涙)。一方独身女友達はというと、土日は何かと予定があってお忙しい。平日の日中は会社。夜も日によっては彼氏と過ごしているという事。

結局今回は平日の20:00スタートということになりました。私は夫に娘を見ていてもらい、念には念を、近所のファミレス(wi-fi完備)に行って話そうかと思っています。余談でした。

何より友人がよろこんでくれればいい

それでも私がいつもこの恒例のプロジェクトに参加してしまうのは、友人の喜ぶ顔が見たいからです。私の自己満で終わってしまわないように、やり遂げなければなりません。友人のためにしていることです。学生以来、こんな学祭的ノリで、お金の絡まない制作活動やイベントに参加することはほとんどありません。式が終わるといつも、久しく味わったことのない達成感に包まれ、本当に幸せになってくれと願うのです。

そしてこんなに面倒臭い私に、制作のたびにいつも声をかけて頼ってくれる友人達をありがたい存在だと感じています。まあ、声をかけておかなければあとでとても面倒臭いことになるとわかっているのでしょう。