日曜日の憂鬱
日曜日の午後6時半、娘の遊びの相手をしているのに、どうしても涙があふれて止まらない。
「どうしたの?」と心配そうに私の顔を覗き込んでくる娘。
ダメなお母さんだな、これがいつか娘の人格に負の要素として記録されてしまったら、と思うと余計涙が溢れてくる。
素直に娘に話してみる
「不安な事があって、どうしても気持ちが落ち込んでしまうの」すると娘は、
「ちょっと待っててね、ティッシュ持ってくるからね」といって、かけていった。
遠くで夫に
「こんこん(夫)、こひがしがすぐ泣いちゃうから、怒らないでね」と説明しているのが聞こえる。
「怒ってないよ」と夫の声。
「はい、ティッシュ」ティッシュを一枚、娘が私に手渡してくれる。
「ありがとう」
夫が用意してくれた食事を3人で食べる。しばらく経っても私の気持ちは落ち着かない。気になる事が頭から離れないのだ。涙もときおり溢れてくる。夫に、
「こういうときは考えないのが一番いいと思うけど、それができないならお風呂に入るとか、どこかに行くとか、落ち着きそうなことをしてみたら」と促され、お風呂に入ってみる。
お風呂からあがると、気持ちが落ち着いた。夫と娘がお風呂に入っている間に、気持ちをなんとか書きだして整理してみようと思った。
数日前から気になって頭から離れない件。
女友達数人と予定している、友人の結婚式の余興のことだ。何が解決すれば安心できるのか、箇条書きにする。
また気が晴れない原因はもうひとつ、日曜の夜ということもあり、明日からの仕事のことでも、気がかりな事がある。長期の取引先だが、最近依頼を受けた仕事がどうも合わない。これについてはつい辞める辞めないで深刻に考え込んでしまうのだが、こちらも夫から
「今すぐの結論を出そうと悩まずに、まずは先方に相談してみたら? 依頼を受けた業務が上手くできず悩んでいるが、先方はそれでも発注していて助かっているのか、助け舟が出るかもしれないし」とアドバイスをもらっていた。
取引先に明日メールで相談するつもりで文面に起こしてみる。
そのような作業を行ううちに、「これが解決すれば大丈夫だ」と気持ちが落ち着いてくる。
気を取り直して、この日は娘と早めに布団に入るも、娘が寝静まったのは22:46。またイライラとしてしまった。
朝方4時ごろ、腹痛で目がさめる。生理だった。