こひがしブログ

生きにくい日々を幸せに生きるため試行錯誤する記録

どんな仕事を苦手と感じるのか、またどんな仕事をしたいのか

最近、電話での対応が必要な仕事を請け負っています。それにはいわゆるカスタマーセンター的な業務に近いストレスがあり、あまり好きではない仕事の種類かもしれないと思い始めています。なぜ電話対応の仕事が苦手なのか、どんな仕事が得意なのか、また向いていると感じているのか考えてみました。

なぜ電話対応の仕事が好きではないと感じたのか

電話対応の仕事は、発注先のお客さんや取引先、アウトソーシング先からの問い合わせなどに対応することがしばしばあります。慣れないうちは緊張して当たり前、そのうち慣れると考えていました。しかし、仕事を続けるごとに、電話の鳴る着信音に若干の恐怖を覚えるようになりました。

電話への恐怖の理由は、

  • 電話を受ける際、こちらには準備する暇がなく、電話に出た瞬間から相手を受け入れねければならない心的ストレス
  • クレームなど、圧迫を感じるような相手からの電話を相手しなければいけない
  • そもそも私は、電話の内容を聞き取るのが苦手

これらの問題に対応するため、まずは悩みを発注先に相談してみることにしました。

そこで発注先の担当者の方は大変親切に対応くださり、以下のような対策を一緒に考えてくださいました。

  • 顧客情報や取引先リストを一箇所にまとめ、着信時のこちらのアクションを減らす。こうして焦りを減らす。
  • 困ったときには発注先の担当者に対応を委ねる。背後には責任を取ってくれる人がいるのだという安心感を確保。
  • 電話相手が話す内容のうち、時間や数字など、特に事実項目を聞き逃さないよう先にメモする。状況の確認、復唱をする。

このような対策を講じることで日々業務改善に取り組むことにしています。

これをきっかけに、苦手な仕事の状況を考えてみた

上記のような電話対応のほかにも、仕事でストレスに感じるような状況を考えてみました。まずはじめに頭に浮かんだのが、長期スパンのプロジェクトです。

特に、締め切りが数ヶ月先にあるようなものになると、それが終わるまで数ヶ月、胸の支えが降りないという状況になります。また、早く手離れしたいのに、手をつけるのは遅いため、締め切りギリギリまで悪戦苦闘します。焦りから、一緒にプロジェクトをするメンバーやクライアントに早く情報をよこせと何度も何度もせっついたりもします。私自身メンタルが強ければいいのですが、その度相手の反応に一喜一憂してしまい、またこれがストレスとなります。これについては、できる範囲でスケジュールを細分化し、細かく締め切りを作ったりして緊張を緩和するタイミングを持てるようにしています。

最近考えるのは、そもそも締め切りなどない仕事があったらいいのに。なんでことです。

好きか嫌いかはわからないが意外と得意なのではないか、または褒められると感じること

  • ライターの仕事、文章を書くこと

上記の電話対応の仕事とは別に、現在ライターの仕事をしています。これも締め切りに左右されますし、対人から情報を引き出さなければならないことも多く、ストレスも当然あります。しかし、比較的自分でじっくり取り組めること、そこまで急を要した案件を請け負わないようにすることで、比較的気持ちが楽にやれています。

  • 作業の正誤チェックや文章公正

自ら入力したり、制作する際にはよくミスをします。そして自分のミスを見返して誤りを見つけ出すのも苦手です。

しかし、人のミスだとわりと細かくチェックして見つけられるのです。これは、疑う気持ちと、融通の利かない性格が良い方向に働くのだと思います。どういうことかというと、例えば他人の文章のチェックを任される際には、文章に何の先入観もなくただ一文字一文字の羅列として、文字を認識できるからなのではないかと思っています。例えば、自分でミスをする場合、「指令書」(例が不自然なのはひとまず置いておいて)と入力しようとしたとします。しかし実際には「司令所」と誤って入力してしまうとします。この際、私は当然「指令書」と入力しているだろうと想像して都合よくそう見ようとするため、誤字を発見できないということが多々あります。しかし、他人の入力したものへのチェックだと、まず、疑う心が結構強いので、間違っているはずだとはなから疑ってかかりチェックします。さらに「司・令・所」と意味を考えずに一文字一文字追っていきながら、後で意味を解釈しようとするため、間違いを発見することができるのだと思います。

私自身が好きだと感じる仕事

  • ヴィジュアルを扱う仕事

色や画像の美しさなど、そのようなことを考えるのが大変面白く、苦痛と感じません。これはなぜなのかよくわからないのですが、この点に気がついたのは、新卒で入社した会社での仕事です。写真や紙面のデザインを扱うことが多くあったのですが、そのような作業に触れている時には、大変熱中して作業することができました。結局この仕事は辞めてしまうのですが。作業自体が好きでも、会社でずっと幸福に仕事し続けて行けるかどうかはまた別の話です。

本来は好きなことをやって生きていけば良い

好きなことがある程度わかっているのなら、それをし続けて生きていけば良いのではないかと思います。しかし、今現在が毎日好きな作業にまみれて生きているかというとそうではないのが不思議です。

現在は事務的な作業を請け負ったり、ライター業をしたりしています。これは苦痛ではないよう工夫はしていますが、すごく楽しくて仕方がないというものでもありません。

仕事ではありませんが、最近はブログを書くようになり、自分の思考を整理しながら、何が苦痛で何が至福であるか忘れないように記録しようと考えるようになりました。

 

以前のブログでフロー体験について触れましたが、これが理想の仕事に取り組む状態かなと思っています。その作業に没入し、ある程度自分の判断で作業でき、正誤が自分でわかる、あるいはフィードバックがすぐにある、適度な挑戦のある作業をしていると楽しいと感じるような状態です。

 

これはどんな人にも当てはまることだと思います。

そんな仕事を探していきたいと思っています。

また、そもそもこれは仕事である必要があるのか、というのもまた検討したいと思います。