こひがしブログ

生きにくい日々を幸せに生きるため試行錯誤する記録

たばこと酒が欠かせなかったころ

私は断酒と禁酒をしています。これは生涯たばこを吸わない、お酒を飲まないと決めて実行するということです。

私がたばこと酒を愛煙、愛飲していた頃について書いてみました。

 

私はたばこも酒も生活に欠かせない状態でしたし、幾度か禁煙を試みたことはありましたが、なかなか成功しませんでした。

愛煙家、愛飲家には、これを辞めようと思ったことがある、または実際に辞めたことがあるという方は多いのではないでしょうか。私もそうです。吸いたくて、飲みたくて仕方がないのに、辞めたいとも考える。この相反する感情に苦しめられるのが、依存の辛いところです。辞めたいと考えるくらいですから、吸ったり、飲んだりすることで弊害があるのです。お金がかかる、人から嫌がられる、自分自身も面倒臭い、実際に健康状態に支障が出始めているなど、様々です。

まずたばこですが、私の場合は、精神的に情緒不安定な状態になることがよくあるタイプなのですが、何かイラっとして切り替えたいなと思った時には必ず一服と、たばこに手が伸びていました。また、愛煙家の方はだいたいパターンとして吸うタイミングを習慣として持っています。朝起きたときや、食後といった感じです。なので、外出先で食後に一服できる場所がなかったりすると、たばこのことばかり考えてしまい、落ち着きません。吸いたいとなったら、そのことが頭から離れない、生きた心地がしないといった感じです。

お酒も同じです。毎日何時になったら飲むと決めているので、その時間になっても飲むことができないような状態になると、早く飲みたくてそのことばかり考えてしまいます。飲む習慣が無いようなお宅に泊まりにいった際などには、それに合わせて飲まないでいると早く帰りたいな、というようなことばかり考えていました。飲めないということも辛いのですが、飲む量を制限されたり、自分の好きに飲めないだけでもストレスなのです。

私の場合、ゆるい感じの職場だったので、仕事の定時となる就業時間を超えるとマグカップに酒を入れて飲みながら仕事をしていました。

飲めない時には、仕事が終わった瞬間、近くのコンビニで酎ハイを買って即プシュッとやります。電車に乗りながらも飲んでいました。20代の女子が酎ハイの缶を片手に、飲みながら電車に乗っている光景は結構異様なものだと思います。満員電車でもやります。取引先からの帰り道などで、飲んでいるところを見られるとまずいなという時には、飲みたいくて仕方がないので、タクシーで自宅まで飲みながら帰っていました。片道5000円、6000円くらいの距離なら、平気でタクシーに乗って飲み会です。なので、独身の頃の私は、タクシー貧乏でした。

 

ただ、妊娠中は一切たばこと酒を辞められていました。これも、おそらく悪阻がなかったら辞められていなかったのではないかと思っています。妊娠初期は悪阻で気持ち悪く、たばこと酒を摂取したい気持ちも抑えることができていました。ラッキーでした。また、たばこに関しては、吸わないことに慣れると、吸っていた感覚すら忘れてしまうものだということにこの時に気がついてはいました。この状態を続けられていればよかったのですが。お酒に関しても同様に、確かに飲むことを忘れてしまうという感覚でした。

また、出産後も一年くらいは授乳期間があるので、そのまま禁煙、断酒は続行です。この頃はノンアルコールビールを飲んでいました。これは酒気分をかなり味わえて、ノンアルコールビール中毒になっていました。無いとイライラして、切らさないようにしていました。この頃を振り返って感じるのは、ノンアルコール飲料を飲んでいるということは、いずれ飲みたい、飲める時には飲むつもりだというモチベーションです。なので、現在はノンアルコールビールすら摂取するのが怖いです。酒の味を思い出してしまいそうなので。

実は私は、授乳期をすぎてその後、再びたばこと酒に溺れます。

その話はまた次回。